毎度おおきに!
おはようございます。
山形県の(株)松栗さん
さくらんぼの準備に余念がなく
頭が下がります。
代表の植松真二さんのFacebookの投稿です。
『真冬日』
ヤーマン☆私の園地がある山形県東根市は最高気温がマイナス気温の真冬日が続いて居ます。
そんな中、畑に通い剪定作業も続けて居ます(^_^)v どんなに気温が下がろうが、雪が降り積もろうが、雨が降ろうが、太陽が眩しい位の晴れの日だろうが剪定の為に畑に通ってます。野菜や米農家さんは春から忙しくなる感じですが果樹農家は、真冬に「剪定」をしなければ行けません。剪定は単に枝を切るだけでは有りません。養分の流れを考え、樹の成長ホルモンのバランスを見極め、樹の強弱を調整して実の成る箇所に養分を集中させる為に、余分な枝を切除して余分な芽を落とす事こそ剪定です。
何故冬に??
それは樹が冬眠しながら春まで力を貯めてる時期じゃなければならないからです。人間が手術をする際に麻酔を使う様に、樹も寝てる間じゃなければとても痛いんです。春以降に切ると切り口がふさがりにくく、樹液が溢れ出たり、病気に感染しやすくなるからです。だから今のこの時期、剪定の為に畑に通うんです。何より大切な樹々達が雪で枝折れしない様に雪降ろしをしてあげなきゃダメだし、真冬の畑にほったらかしは可哀想じゃないですかぁ。少しでも側に居たいじゃないですか。家族同然なんだから。
さくらんぼは6月中旬ですが、今の時期の剪定で7割位、品質が決まります。どんなに肥料をあげても、剪定が適当なら意味が無い。剪定で、
根っこを動かす切り方、樹を強くしていく切り方をしなければ品質は上がらないんです。剪定は本当に重要な仕事で半端な気持ちと知識では樹は答えてくれないし、果実も答えてくれない。だから、本気の本気で勉強して、沢山の先生と呼ばれる巨匠達の技を見て、盗み、アレンジしていく。講習会にもほとんど出て居ます。自分の中の選択肢を増やす為に。講習会が終わったらすぐに畑で実践する。そして、沢山の先生達の技を見て、実る果実を見て、自分の求める果実の為に、いい所だけを掛け合わせて松栗流を創り上げていきます。樹は必ず答えてくれます。努力と愛情に。寒い日々が続きますがまだまだ剪定始まったばかりです。
気合い入れてブッ飛ばして行きますのでどうか応援して下さい!!
見かけた方は温かいカフェラテを差し入れして下さい(笑)
寒さに負けず今日も明日も畑に通いつづけます!!
果樹&ピ~す☆ (株)松栗
代表取締役 植松真二